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カテゴリ:レース回顧
ショウナンパンドラでジャパンCを制し、国本オーナー(右)と抱き合って喜ぶ高野調教師
◆第35回ジャパンC・G1(29日・芝2400メートル、東京競馬場、良)
第35回ジャパンCは外国馬4頭を含む18頭によって争われ、4番人気のショウナンパンドラが直線で差し切ってG1レース2勝目。わずか0秒6差に15頭が入る大混戦を制した4歳牝馬を管理する高野友和調教師(39)がスポーツ報知に手記を寄せ、世界制覇の喜びを表した。
感無量です。いつもは冷静に見られるけど、今日は叫びましたね。ゴール前は勝ったかなと思ったけど、もう自分でどこに力が入っているのか分からないくらいでした。
でも、終わった今は不思議とすごいレースを勝った実感はないんです。パンドラの力を証明できた、その安どが一番。秋華賞でG1を勝っても、あまり評価してもらえなくて。本当の実力はまだまだと思っていたので、パンドラに申し訳なかった。目に見える勲章を手にでき、少し責任を果たせたかなと思います。
天皇賞がかなりいい状態で、維持できればと思っていたけど、この中間はさらに良くなっているなと実感できました。勝たせてもらったパンドラの能力、スタッフの底力、そして池添騎手の好騎乗に、とにかく感謝です。
ただ、これがゴールではありません。海外遠征も選択肢のひとつですが、まだ何も考えてないのでオーナーと相談していきたいです。それだけ、ジャパンCに全精力を注ぎ込んできましたから。
家庭的な部分でもホッとしました。子育て(7歳女児、4歳双子の男女)は、ほぼ100%嫁(景子さん)にお任せ。おかげで仕事にまい進できています。うちの馬が勝つと大喜びしてくれるので、良かったあ。秋華賞のゴール前の写真を見て、子どもたちが書いてくれた絵手紙は宝物。あの時はパンドラが最内をついて隠れてたけど、今日は外から差したので書きやすいでしょうね。宝物が増えそうです。(JRA調教師)
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《陣営のコメント》の罠
これで公正競馬
とは片腹痛し!!
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昨年天皇賞(秋)を勝利にGIホースの仲間入りとなったスピルバーグ。
しかし先週開催された天皇賞では全く良い所がなく10着惨敗となり、関係者協議の結果【引退】が決定された。
そしてその注目すべきは【引退理由】。出走前は藤沢師自身がブリンカーを外す程状態が良いとアピールし変わり身を強調したが、今回の引退理由として【競走馬らしくない作りとなった】と衝撃発言。
その事実は当然陣営なら【天皇賞出走前】から解っていた事であり、それをレース後に当然の如くコメントする事もアンフェア極まりない。
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極めるには
《関係者情報》
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競馬専門紙、スポーツ紙と言えど【紙面】とはその程度の情報である。
適当と言えば適当ではあるが、秋のシーズン真っ只中となればどの関係者も情報の出し渋りは当然行ってくる事であり、中にはその紙面を利用してオッズ操作を図る陣営もいるとかいないとか…
そういった内容を見極める為にも【関係者との太いパイプ】は秋競馬にとって必要不可欠のツールであり、今週情報提供者を【F氏】に選定した事もまた然りである!
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22日、京都競馬場で行われたGI第32回マイルチャンピオンシップ(芝外1600メートル)を制したのは、安田記念の覇者モーリス(牡4・堀)だった。休み明けでの関西遠征が不安視され、実績にそぐわない4番人気に評価を落としていたが、そんな下馬評を覆す完勝劇。名実ともに日本最強マイラーとなったモーリスの次なるターゲットは、強豪が集う海外のGI制覇となりそうだ。今回の一戦を振り返り、その可能性を探りたい。
休み明けの不安も外枠の不利もまるで関係なかった。懸念材料として常に挙げられていたゲートもあっさりとクリア。危うさが消え、完成期に入ったモーリスの着地点は春秋のマイルGI制覇よりもっと先――。日本のチャンピオンホースとして海を越える可能性が一気に高まった。
「世界でも数多くのGIを勝たせてもらっているが、その中でもマイラーとしてトップクラスの能力を持っている」(ムーア)
過去のレースをチェックし、調教にも騎乗したムーアにはモーリス=チャンピオンホースという認識がある。それでも「内枠が欲しかったし、本音を言えばもっとペースも流れてほしかった」と振り返った8枠16番からのスタート。予期していたスローペースは決してプラスに働かなかったが、現在のモーリスにとって多少の距離ロス、予定していたより早い仕掛けもまるで問題なし。
「私自身も馬場を確認して、ジョッキーとは持ち味の末脚を生かす競馬をしようと話をしていた。予想していたよりも早めに動いたんで、仕掛けが早いんじゃないかと心配したが、終わってみれば強い競馬でした」と堀調教師。大混戦の2着争いを尻目に楽々とゴール板を駆け抜けたモーリスの強さばかりが目立ったレース――。それが今年のマイルCSだ。
「連休の渋滞の影響は少なからずあったと思うが、馬がそれを乗り越えてくれた。安田記念のほうが気負っていたくらいで、メンタル面の成長も感じました。休み明けは折り合いが難しい場合もあるが、今回はそこも完璧でした」(堀調教師)
パドックでの堂々とした周回は次走の有力な選択肢=香港遠征を見据えたときに大きな自信となるだろう。「あくまで馬の状態を見てからですが」と前置きはしたが、早い段階で香港からの招待は届いていて、遠征は既定路線だ。
当初はエイブルフレンド(昨年の香港マイルの勝ち馬)の存在を考慮し、GI香港カップ(12月13日=シャティン芝2000メートル)が有力視されていたが、同馬が前哨戦で3着に負けたこと、さらに今回の強い内容から同日に行われるG?香港マイル(シャティン芝1600メートル)も再検討されることになりそう。
「2000メートルの距離に関して騎手と相談してみることになるでしょう。香港にはゲートボーイがいますし、それが香港遠征を考えた最初の理由でもあるので」と堀調教師。どちらにレースに向かったとしても“日本のエース”として主役扱いを受けることは間違いなしだ。
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しかし先週開催された天皇賞では全く良い所がなく10着惨敗となり、関係者協議の結果【引退】が決定された。
そしてその注目すべきは【引退理由】。出走前は藤沢師自身がブリンカーを外す程状態が良いとアピールし変わり身を強調したが、今回の引退理由として【競走馬らしくない作りとなった】と衝撃発言。
その事実は当然陣営なら【天皇賞出走前】から解っていた事であり、それをレース後に当然の如くコメントする事もアンフェア極まりない。
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